就活のことで書くことがないので、過去の恋愛話について書く。
大学に入ったばかりの頃、奇跡的にも私に彼氏ができた。
笑顔が素敵で、優しくて、ちょっと乙女っぽさもあった可愛い系の彼氏だった。
ぬいぐるみが大好きで、いつもお気に入りのアザラシのぬいぐるみを抱きしめているような、可愛い可愛い彼氏だった。
そんな彼氏と清らかなお付き合いをしていて、
半年が経った頃、私に試練が舞い降りた。
彼氏の勉強机の引き出しを開けたら
小学校高学年くらいの女の子が着る
スクール水着が入っていたのだ。
あの、スクール水着だ。
参考画像↓
彼氏の家に遊びに行って、キャッキャウフフと幸せな時間を過ごした。
その日は晩御飯を食べに行く約束をしていたので
「ちょっと用意してくるね☆」
と言い、彼氏は自分の部屋から出て行った。
その間、私は本当に、悪気もなくただなんとなく、彼氏の勉強机の引き出しを開けた。
(普通は勝手に開けてはいけません!)
そこには、普通にノートやら学校のレポートやらが入っていた。
「ほぉ。勉強熱心はいいことですな」
なんて思いながらノートを手に取ろうとした時、奥に何かあることに気づいた。
軽い好奇心で最大まで引き出しを開けたら
スクール水着が入っていた。
私は一瞬固まったが、すぐに引き出しを閉めた。
彼氏は髪の毛をセットしているので、まだまだ部屋には戻ってこないだろう。
大きく深呼吸した。
人には、誰にも言えないような秘密が1つや2つはある。
王子様だと思っていた友達も脳内は性欲の塊だったくらいだ。
こんなこと、気にすることはない。
たかが、スクール水着だ。
私が気づかないフリをすれば、平穏に日常を過ごすことができるんだ。
私は、何も見なかったことにしようと思った。
…が!
あんな優しい笑顔をしていた彼も
1人でいる時はスクール水着で夜な夜な○○○○(自主規制)してたのか…
もしかして、デート中スクール水着を着ていたのだろうか?
あんな純粋ぶってても、実際は水着を使って○○○○(規制)....
むしろ水着を着て.....
私の中で彼氏はただの変態仮面になっていた。
しかし、彼を愛している。
スクール水着で興奮したとしても、彼は彼だ…!
そんな彼を受け止めてこそ、彼女だ!
そう思った私は、服を脱ぎその水着を着た。
いかんせんサイズが小さく、
ハイレグの中でもとびっきりのハイレグ具合になった。
そして、仁王立になり、彼氏を待った。
これで彼氏が部屋に入ってきた時に爆笑がおきるはず。
素でいれる関係こそ最高…!
そう信じて私は彼を待った。
「お待たせ〜」
変態仮面は部屋に入ってきて、ハイレグの私を見た。
「ああああアァアアア〜!!!」
絶望の声を出し、まるで崩れ落ちるように床に座り込んだ。
ネタになるどころか、今まで経験したことがないくらい、シビアな空気になった。
彼氏は誤解なんだ…誤解なんだ…と泣き出し
私もその空気に耐えられず、ごめん…着てごめん…受け入れようと思ったんだよ…水着…ごめん…と泣きながら水着を脱いで、全裸で正座して謝った。
その後どうなったかは、察して欲しい。
ただ、一つ言えることは
一人一人性格が違うように、性癖も一人一人違うということだ。